漫画!? ラノベ!? 実在したチート人間たち!

 

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チートという言葉はご存知でしょうか? チートとは英語で「ズル」などを意味する単語で、ゲーム内のデータを改変すること、もしくは派生して最強無敵という意味でも用いられたリ、用いたりすることも多いのではないでしょうか。

そこで今回はそんなチートとも呼べる人外たちを紹介していきます。
忘れてはいけないのは彼ら人外と呼べる存在たちが、『実在』していることです。漫画やラノベの人物ではありません。これは実在した人物たちの記録です。

ハンス=ウルリッヒ・ルーデル

ヨーロッパ東部戦線において、ソ連戦車500両以上と800台以上の車両(黙って出撃したり部下に戦果を譲ることがあったため実際にはこれ以上であり、正確な数は不明)を撃破する戦果を挙げた。また、9機を空中戦で撃墜しているためエース・パイロットの一人にも数えられる。これらの戦功から、騎士鉄十字章の最高位の「黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章」を授けられた。この勲章の受章者はルーデルただ一人である。

「何度も乗機を撃墜され、捕虜になりかけた(当時彼の首にはソ連軍によって賞金が懸けられていた)」
「出来る限り休暇を減らして出撃回数を増やすよう上司に嘆願し、その為に書類を偽造した」
「撃墜されて満身創痍で基地に帰ったのに、そのまま再出撃しようとしたりした」

出撃回数 2530回(内、Fw190FやFw190D-9での出撃が430回ある)
被撃墜回数 30回
戦闘による負傷 5回
ソ連軍によってかけられた賞金10万ルーブル(現在の日本円にして、およそ5000万~1億円)
戦果
戦車 519輌(この数は戦車部隊一個軍団を撃滅したのに相当する)
装甲車・トラック 800台以上
火砲(100mm口径以上) 150門以上
装甲列車 4両
戦艦 1隻(マラート)(ルーデルの爆撃によって2番主砲塔より前部(一番主砲塔・艦橋・一番煙突含む)を失い大破着底。マラートはこの後も残った砲を用いて戦闘に参加するも、ドイツ軍地上部隊からの砲撃もあって1942年末までにすべての主砲を下ろし半ば放棄されている。終戦後数年を経て浮揚・修理された)
嚮導駆逐艦 1隻
駆逐艦 1隻
上陸用舟艇 70隻以上
航空機 9機(戦闘機 2、爆撃機 5、その他 2。9機のうち1機はJu87G型の37mm砲によって撃墜されたものである)
受章勲章

ルーデルは唯一の黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章受賞者である。
騎士鉄十字章(出撃回数400回、戦艦マラート撃沈の功による)
柏葉付騎士鉄十字章(出撃回数1000回による)
柏葉剣付騎士鉄十字章(出撃回数1600回による)
柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字章(出撃回数1800回、戦車撃破数200輌による)
黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章(出撃回数2400回、戦車撃破数463輌による)
金・ダイヤモンド付空軍前線飛行章(2000回出撃記念ペナント付)
航空戦での特別の戦果を讃える名誉杯
戦傷章金章
金・ダイヤモンド付パイロット兼観測員章
ドイツ十字章金章
二級・一級鉄十字章
勲功章 (ハンガリーより)
武勇章銀章 (イタリアより)

「それにしても勘のにぶい軍用犬だ」(1944年3月20日、撃墜されソ連軍から逃亡中、ソ連軍の軍用犬に対して)
「今、このまま帰国する気持ちにはなれない」(1944年3月24日、満身創痍の状態にて帰還した際に)
「すべてが静かに、まるで死んだように見える」(1944年3月27日、戦車26輌撃破後の偵察飛行中にて)
「ガーデルマンは肋骨を三本折っていた。休養などはとっていられない。すぐに出撃だ!」(1944年11月、撃墜され自分も重傷を負った状態で帰還した際に)
「総統、もし私が飛行大隊と行動を共にするのが許されないのでしたら、私は受賞と昇進とを辞退申し上げたいと存じます」(1945年1月1日、黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字章の授章式でヒトラーに対して)
「イワンめ、また新型を造りおったか」(1944年10月末、発見したソ連軍の新型戦車に対して)
「よし行こう。すぐ退院だ」(1944年10月、入院先でソ連軍の侵攻を聞いて)
「ちょっと試験飛行をしただけです」(1945年、無断出撃について問い詰めてくる上官に対して)
「ただ一つ大事なことは、この現在の危急存亡の時に際して、私が少なくとも数週間飛べないということだ」(1945年2月9日、右脚を失った際に)
「昨日と今日で、そう急に変わってたまるものか」(1945年5月7日、航空機でソ連軍包囲網を脱出中に襲ってきたソ連軍戦闘機に対して)
「ここはドイツだ。英語が話せたって、ドイツ語以外は喋ろうと思わない。どんな敬礼をしようと君らの知ったことではあるまい。我々はドイツ軍人としての敬礼法を教わり、それをそのままやっているだけの話だ。シュトゥーカ隊は空の戦いで敗れはせぬ。我々は囚人ではない。ドイツ兵は全ての戦闘に負けたものではなく、ただ物量の重圧に屈したからに過ぎない。我々がここに来たのも、ソ連地域にとどまるのを欲しなかったからだ。 ま、そんなことはどうでもいい。身体を洗わせてもらいたい。それから何か食べ物が欲しい」(1945年5月7日、降伏時にアメリカ軍将官と対面した際、英語を話せるかと通訳に問われたときの返答)
「真実を真実として告げるのが、なぜ典型的なのだろう。それが、どうして非難の口ぶりで語られねばならないのか」(降伏時にアメリカ兵から典型的なナチ将校だと罵られた時の返答)
「わたしには、これという秘訣はなかったのだが……」(1945年、敗戦後に「何故あのような遅い機体(Ju87)であれだけ出撃(2500回)し、生き残ることが出来たのか?」と尋問をする英米軍将校に対して)
「操縦が恐ろしく難しい機体」(Ju87G型について。事実、Ju87に37mm砲2門を搭載したことで飛行時の安定性は著しく低下しており、些細な操縦ミスでもバランスを崩し墜落する危険性があった。)

(wikipediaより)

もはや語る言葉はいらぬ、チートオブチート。ゲームならばただのぶっ壊れ。アニメならラスボス。ラノベなら史上最強主人公。味方なら爽快感溢れるチートで全てを圧し、敵ならば問答無用の絶望を振りまく。
こんな人類最強の空の魔王ですが、実在する人物です。通称アンサイクロペディアに嘘を書かせなかった男。

シモ・ヘイヘ

フィンランドの軍人。フィンランドとソビエト連邦の間で起こった冬戦争では、ソビエト赤軍から“白い死神”(белая смерть)と呼ばれ、恐れられた。スナイパーとして史上最多の確認戦果542名射殺の記録を残している。

狙撃訓練課程では150mの距離から1分間に16発の射的に成功したという逸話が残されている。実戦でも、300m以内ならほぼ確実に敵兵の頭部を狙撃したという。

公式確認戦果の542人は世界最多記録として知られるが、このなかには狙撃銃以外の火器による殺害数は含まれていない。サブマシンガンの名手でもあり、“殺戮の丘”の戦闘ではKP31サブマシンガンを用いて、記録では200人以上、非公式なものを含めれば狙撃で殺害した542人よりも多くの敵兵士を倒したと言われている。これらの記録は戦争開始から負傷するまでの約100日間のうちに残されており、1939年のクリスマス直前の12月21日だけでも25人の赤軍兵士を殺害し、クリスマスの夜には通算殺害数が138人に達していたという。

(wikipediaより)

チートスナイパー。通称ムーミン谷が生んだ白い悪魔。戦後に五階級特進というラノベ主人公をも思わせるチートオブチート。実在の人物です。

リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリチェンコ

ソビエト連邦の軍人、狙撃手。第二次世界大戦においてソビエト赤軍が数多く登用した女性狙撃手の中でも、確認戦果309名射殺という傑出した成績を残した史上最高の女性スナイパーである。1943年にソ連邦英雄受賞、最終階級は少佐。

パヴリチェンコは対抗狙撃(カウンタースナイピング)の優れた才能を披露し活躍した。第54狙撃連隊が包囲されたオデッサから黒海艦隊の援護によって脱出した際、パヴリチェンコの確認戦果は後退戦開始から防御戦終了までのわずか約2ヵ月半という戦闘期間で、独軍の狙撃手10名以上を含む射殺187名にまで上っていたとされる。これらの功績と赤軍の指揮官不足も手伝って、パヴリチェンコは短期間のうちに上等兵から少尉まで昇進した。

(wikipediaより)

女性版シモ・ヘイヘとも言うべきソ連の軍人。彼と彼女の狙撃戦なんて考えたくもないです。逆に二人が夢のタッグを組んだら狙撃の悪夢開始です。しかも実在の人物です。

リディア・ウラジーミロヴナ・リトヴァク

第二次大戦中のソ連空軍の女性パイロット。エカテリーナ・ブダノワとともに、史上2人しかいない女性エース・パイロットの1人である。
撃墜数について公式な記録はなく、個人スコアは12(一方でスコアを11や13だとする意見もある)。協同スコアも2とするもの、4とするものがある。66回のミッションをこなした 。 モスクワ出身。クラスニイ・ルーチ(ロシア語版)(現ウクライナ)に亡くなる。
主な搭乗機は、ヤコブレフYak-1(黄の44号機)とYak-1b(白の23号機)。

スターリングラード上空でBf-109に援護されていたJu-88を撃墜したもので、彼女の攻撃を受けたJu 88は炎に包まれ墜落した。これは史上初めて女性によってなされた撃墜であると考えられている(これには異説もある)。それから彼女は中隊長ライザ・ヴェリアエワを追尾していたBf 109 を撃墜した。このBf 109に搭乗していたのは、アーウィン・マニエール曹長であった。彼は第54戦闘航空団第2飛行隊に所属し、11のスコアを持つエース・パイロットでもあった。

リトヴァクは乗機の機体に白い百合のパーソナルマークを描いていたといわれ、ソビエトの新聞発表では「スターリングラードの白百合」と呼ばれていた。これは、マドンナリリーが白い百合の花としてロシア語訳されたものである。また欧米では「スターリングラードの白薔薇」とも呼ばれている。彼女の偉業が英語圏で紹介されてからのことである。かつてコヴェントリー で彼女を題材にした演劇「白薔薇」が演じられている 。

(wikipediaより)

戦闘機乗りと爆撃機乗り、ソ連とドイツとの違いはありますが、女性版ルーデルと呼んでいいのかもしれません(もっとも、ルーデルの記録が異常すぎるのですが……)。そんな白薔薇と空の魔王が夢のタッグなんて考えたくもないですね。
しつこいですが彼女も実在の人物です。

さて、ここまで二人の狙撃手と二人のエースパイロットを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。こんなのラスボスにされたらコントローラー投げ出したくなりますね。逆に主人公サイドならきっとそのチート能力を活かしてくれるでしょう。……ゲームバランスもへったくれもないですが。

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